メガネのフィッティング専門 ぐれいとふる・ふぃっと 大阪・和歌山

眼鏡 レンズの劣化で合わない可能性

time 2021/03/14

レンズが(度数以外の理由で)合わなくなっている

 
度数も一緒。レンズのメーカーも一緒。レンズの種類も一緒なのに、なぜかレンズを新しくするとピタリと元通り、自分の目に合うケースが、結構ある。

 
原因として考えられるのは、レンズの劣化だ。

見た目では分からないのだが、長く同じレンズを使っていると、経年劣化してくる。

それが、何らかの原因でお客様の目の負担となり、いつもの「ピタリと合っている」状態から遠ざかるのである。

 
だから、フレームがゆがんだ形跡がなく、「なぜか合わない」状態になっているのであれば、一度、レンズを交換することをお勧めする。

 
ポイントは、度数を変えず、レンズのメーカーも同じ、レンズの種類も同じにすることだ。つまり、今お客様がかけている眼鏡のレンズとまったく同じ条件にするのである。
 

ここでお客様が気になるのは、「前と一緒のレンズって、分からない・・・」だと思うが、安心してほしい。

たいていの眼鏡屋さんは、顧客が作ったレンズの度数を記録として保存してある。

だから、今お使いの眼鏡を作った眼鏡店で「前作ったときと同じものにしてほしい」と伝えるとたいていは解決する。

もし記録が残っていない場合は、レンズそのもので度数が確認できる。ただし、キズがあったりコーティングがはがれている場合など、確認ができない場合もあるので注意が必要だ。

なお、記録を残していない眼鏡店には、今後、頼らなくてよいと思う。(目の機能の一端を預かるところとして無責任)

 
もし、どうしても前と一緒のレンズの度数が特定できない場合は、今お使いの眼鏡で目の検査を行ってもらい、そこで判断することができる。

ただし、目の検査自体、目が疲れるため、お客様の今の目のコンディションによっては控えたいところだ。